ゴールデンウィークにおすすめ! JR鶴見線の旅レポート

先週はどこにも撮影に行くことが出来ず、ゴールデンウィークの初めにいっちょ珍しい場所に撮影に行きたいもんだと悩みながら考えていたところ、以下の記事を発見しました。

デイリーポータルZ:鶴見線の終点駅めぐり

このローカル感素晴らしい!
というわけで今回の撮影は、鶴見線方面をぶらぶらすることに決定しました。
今回の撮影機材はいつものこちらです。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5 ダブルズームキット KISSX5-WKIT
Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II 単焦点レンズ 標準

浜川崎駅

地理的な事情から、南武線尻手駅からまずは「浜川崎駅」を目指すことにします。

南武線の本線に比べると圧倒的に運行本数が少ない為、10分程待つことに。


時間があったので、鉄道属性ほとんどないのですけど、ホームで発車待ちをしていた浜川崎行きの電車を撮影。
今さら気付いたのですけど、電光表示って非常に撮影しづらいですね。ブラウン管とかと同じでシャッター速度を落とせば撮影出来るのらしいですけども、これだけのためにシャッター速度落とすのも面倒なのでそのまま。


そして電車に揺られること数分。浜川崎駅に到着。
南武支線にしても鶴見線にしてもそうなのですが、駅ホームの表示がJR東日本標準のものと違ってるのはなぜなのでしょうねぇ?大してお金が掛かるものでもないような気がするのですけども。


浜川崎駅前の風景。ここらへん全体が工場地帯で、休みの日だから人が少ないってこともあるのでしょうけど、本当に人がまばら…。


おそらく浜川崎駅近辺を走ってる貨物列車用の線路。


鉄塔の錆び具合、雑草の生え具合にこの上なく哀愁を感じる。


休日は人が少ない浜川崎駅近辺も、近くを走ってる産業道路あたりは結構交通量も多かったりします。この写真は、産業道路沿いに植えられていたツツジの花。


そんなこんなで一通り駅周辺を見て回ったので、そろそろ鶴見線に乗って移動を開始。
見ての通り自動改札も駅員室もなし。あるのは券売機とSuicaの運賃支払端末のみ。完全なる無人駅です。
まさか川崎市内でここまでパーフェクトな無人駅に遭遇できるとは…。

浅野駅

そのときちょうど浜川崎始発の電車が発車するタイミングだったので、そのまま電車に乗り込み「海芝浦駅」に向かうべく乗り換え駅である「浅野駅」に移動。
こちらも清々しいまでの無人駅。


浜川崎駅とは違って、明らかに海芝浦駅狙いの一眼レフ持ちがちらほら見受けられました。ちょっぴり安心。


浅野駅のホームには、(誰が置いたかわからないのですが)お椀に入ったキャットフードが置いてあり、それ目的で沢山の野良猫が集まってきていました。
海芝浦駅行きの電車が来るまでに20分ほど待ち時間があり、あまりにも暇だったので、普段はあまり撮らない猫を撮影。


とまぁそうこうしている間に海芝浦駅行きの電車が到着したので、早速乗り込んで現地に向かいます。

海芝浦駅

さぁ海芝浦駅に到着です!ホームを降りるといきなりこの風景!思わず声が出てしまうほど!

海芝浦駅についての詳しい情報はこちらとかを参照して頂くことにして、とにかく電車の運行本数が少ない上に、徒歩で帰ろうにも駅構内から外に出ることが出来ない為、ここから折り返す電車に乗り遅れると大変なことになります。
折り返しの電車が発車するまで10分少々くらいしかないで、手早く一通り撮影してしまいます。但し、東芝の工場が写ってしまうと色々と問題があるらしく、そうでない構図だとかなり限定されてしまいますが…。

関東の駅百選認定駅」って、まぁこのレア度であれば、確かにそうですわね…。



ホームから見える大きな橋、最初は横浜ベイブリッジかと思ったのですが、同じ首都高速湾岸線の「鶴見つばさ橋」っていう名前の橋みたいですねー。


海芝浦駅ホームはこんな感じになってます。
こことか見てると、駅舎を含めた全く逆向きの構図で撮影する人が多いみたいですけど、人が多かったせいで僕は断念しました。そのおかげで多くの人とかぶらずに済んだ!

…とまぁここらへんで電車の出発時刻になったので、そのまま電車に乗って帰宅しました。

2〜3時間程度の短い旅でしたけれども、どこに行っても混んでいることが想像されるこのゴールデンウィークにも関わらず人はとてもまばら。
しかも、関東圏内の近場でここまでローカル感が味わえるスポットもなかなかないと思います。まだ一度も行ったことがない方は、このゴールデンウィークに赴いてみるのも良いのではないでしょうか?