お前らもっとSIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMの凄さを知るべき
※ タイトルはホッテントリメーカーで作りましたごめんなさいごめんなさい
これまで EF 50mm F1.8 II をさまざまな場面で使っています。特に明るさ・ボケ具合が主に料理撮影用としては丁度良く、だいぶ重宝していたのですが、APS-Cの一眼レフだと若干画角が狭く、標準レンズとしては使いにくいなぁと薄々思っておりました。
そんな中、タイミング良く子供が生まれてしまった為、子供撮影メインで汎用的に使える標準レンズが欲しいなぁと思い、ついカッとなって新しいレンズを1本購入してしまいました。
シグマ 30mm F1.4 EX DC デジタル専用 HSM キヤノン用
焦点距離30mm、フルサイズ換算48mmのAPS-C専用レンズです。
想像していたよりも重量感あり
APS-C専用のレンズなのですが、重量が400g程度もあります。Kiss X5に取り付けてみたのが以下の写真。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5 ダブルズームキット KISSX5-WKIT
今まで EF 50mm F1.8 IIをずっと使ってきたせいか、はたまたKiss X5がコンパクトすぎるせいか、レンズ自体の存在感がとても強く感じられます。ただし、重いというのはマイナスではなく、むしろこの重量のお陰で、カメラを構えたときにズッシリと安定する感じがあり、かなり気に入っています。
ちなみに、インナーフォーカスで花形フードが付けられるレンズもこれが初めてなのですが、花形フード付けるとやっぱり様になりますね。
レンズキャップは取り外しが楽だけど…
本レンズに付属のレンズキャップ、キヤノン純正のキャップと違って、レンズフードを付けっぱなしの状態でも着脱が楽なように作られてるみたいですね。純正キャップは両隅に持ち手が付いているところ、SIGMAのキャップは中央付近に持ち手が付いてるので、フードに指がぶつからずスムーズに着脱が出来ます。
ボクの場合、精神的な安定を求める為にMCプロテクターを常時装着しているのですが、この形状だと着脱時にキャップの裏側がMCプロテクターに微妙にぶつかることがあるようでして、プロテクターの隅に細かい傷が付いてしまうことがあるみたいです。
とはいえ、画に影響が出るほどの傷が付くわけでもないですし、そもそもプロテクターは大した値段でもないので、予備のプロテクターを複数枚用意しておくのがよいかなと思っています。本レンズの口径は62mmなので、以下のプロテクターがぴったりです。
Kenko 62S PRO1D プロテクター(W)ワイド 252628
作例
室内で子供を撮影する場合、ズームレンズだとどうしても明るさに不満が残ることが多い為、ほとんど全ての子供写真を単焦点レンズで撮影しております。但し、50mm(換算80mm)の焦点距離だと、子供から一歩引いて撮影する必要があり、あやしながら笑顔を撮影したりするシチュエーションで不便さを感じていました。しかもフォーカスが遅いので、撮影チャンスを逃しがちというのも問題点。
本レンズをメインとしてからはそのような不満は全くなし。超音波モーター搭載は伊達ではなく、静かかつサクッとフォーカスが合ってくれて非常に快適です。さらに1〜2段絞ってシャープさを求めてもなおF2.0〜2.8という驚異の明るさ。このレンズ一本あればしばらくは子供撮りには困らないものと思われます。大いに満足です。
残念ながら息子は顔出しNGなので、代替の作例をいくつか。
但し、最短撮影距離が40cmで、料理に近接して撮影するには少し長すぎることもあり、料理撮影に限っては相変わらず50mm単焦点を使用しています。以下の写真だけは、EF 50mm F1.8 IIを使用して撮影。
エビフライカレーです。料理写真は被写体が動かないのでAFが遅くても問題にはなりませんし、むしろこれくらいガッツリ寄って美味しそうに見せるほうが重要なのですよねぇ。