目黒川の夜桜撮影で、EOS 6Dの高感度性能を実感してみた

現在爆弾低気圧が来襲中ですが、ちょっと時期外れの桜の写真を眺めて気分を上げています。どうもこんばんは。

EOS Kiss X5で撮りためていたRAWの現像が一通り終わったので、いよいよEOS 6Dで撮影した写真の出番です!

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ 約2020万画素フルサイズCMOSセンサー DIGIC5+(プラス) EOS6D
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ 約2020万画素フルサイズCMOSセンサー DIGIC5+(プラス) EOS6D

なぜEOS 6D

最初はEOS 7Dの後継モデルが登場するのを、貯金しながらひたすら待っていた私。
しかし良く考えてみると、1年間色々なものを撮影してきたものの、「行ったことのないところに行ってその場の風景を撮影する」という流れがほとんどだし、そうでないときは室内で子供を撮影しているし、RAW現像での選別が面倒なのでむやみにシャッター連写することはほとんど無いし…。
…などということをを考えると、このタイミングで思い切ってフルサイズ移行してしまったほうがメリットが多いと判断したため、EOS 6Dを購入することに決めたのです。

目黒川の桜祭り

中目黒界隈では、毎年目黒川流域の桜の開花に合わせて夜間のライトアップが行われています。
今年は例年よりも桜の開花がとても早く、ライトアップも急遽1週間前倒しで開始されました。

そもそも一眼レフでの撮影を始めたきっかけが、「月を撮ろうとしたところが携帯のカメラではうまく撮影出来なかったから」で、「せっかくデカくて重いカメラを持ち歩くのだから、携帯のカメラやコンデジでも簡単に撮影出来るような写真は撮りたくない」という思いが当初からあったため、高感度耐性を活かした夜間の撮影が捗りそうなカメラを手にし、この桜のシーズンに夜桜を撮らないわけにはいかないですよね!

レンズ

今回メインで使用したレンズはもちろんこちら。
Canon EFレンズ EF24-105mm F4L IS USM ズームレンズ 標準
Canon EFレンズ EF24-105mm F4L IS USM ズームレンズ 標準
なにげにこれが僕のLレンズデビュー。こいつをEOS 6Dに付けて首にぶら下げて歩いていると若干前に倒れてくる程度の重さ(6Dと組み合わせた場合には、ボディが軽すぎると言ったほうが正しいのかもしれないのですが)で、今までずっと軽めのレンズを使ってきた僕としては、多少覚悟を決めて持ち出す必要があるレンズだなぁ、というのが正直な印象です。

まずは桜とは関係ない写真。

性能チェックのために、目黒川の片隅のかなり暗めのポイントを撮影してみたのが以下。

6DのISOオート上限値のデフォルトが12800、撮影時はISOオートに設定していたため、当然12800になっているのですが、6DのISO12800でも、Kiss X5のISO3200と同等かそれ以下のノイズ量に見えます。(あくまで個人の感想です)
現像してみるまでは手ブレ具合がいまいちわかりづらかったので、以降の写真ではあまり手ブレ補正を当てにしていないシャッター速度で撮影していたのですが、EF24-105mm F4L IS USMの手ブレ補正(スペック上は絞り3段分とのことなのであまりあてにはしてなかったのですが)をもう少し信用して、思い切ってシャッター速度を落としてもかなりイケていたのではないか?と思っています。

もう少し明るい被写体も試し撮りしてみます。

さすがにこれだけ明るいとISO感度も下げられるので、よりシャープな感じに仕上がりますねー。

はい、桜の写真です。


以下の全ての写真はISOオート設定で、結果として6400〜12800程度の数値になっています。
ワイド端24mmですが、APS-C機での焦点距離18mmと比べて画角がかなり広くなっているような印象を受けます。



縦向き撮影でも広い画角が活きてきてる感じです。



一方こちらは、テレ端105mmでの撮影。こういう構図だと少々高感度のノイズが目立ってしまうなぁ・・・と思いました。



目黒川に架かる橋からの撮影。カップルがやたら多いので、死にたくなる人にとってはかなり死にたくなるでしょう。
これだけ混雑した中でも手持ちでサクッと撮れてしまうのは素晴らしいですね。



こういう構図を安易に選んでしまう嫌いがあるのですが、それはそれで外れにくいから困る。
この写真に関しては、もう少し露出下げても良かったかな。



緑とのコントラスト。左に写ってるのが何の店かは忘れました…。



曇り空の中から月も見えていたので、ファインダーの中に収めてみました。
月とライトアップの明るさにつられて、オートのISO感度がたまたまちょっぴり下がっていたのですが、途端に写り具合が向上するのがすごいですね。

まとめ

写真を撮る気がもりもり湧いてきます。やはり新しいボディはいいですね!
みなさんもどんどん新しいボディやらレンズやらを買って、日本経済の活性化に貢献しましょう!

お金の工面をどうするかは各自で考えてください!